日本消防協会「消防応援団」ならびに日本AED財団「AED大使」の蝶野さんが、9月17日イオンモール富士宮1Fさくらコートで、富士宮市消防本部中央消防署協力のもと開催された『AED体験企画~もしもの時に役に立つ~蝶野正洋のイオンDE防災・救命119』に出演しました。
蝶野さんは、災害にあった時に大事なこととして『自助』を挙げ、「大きな災害のときは消防、警察、自衛隊などの対応は限られてきます。最小限で回しているので、すべてをカバーするのは無理ですから、高齢者、子供、動けない人等、本当に困っている人を助ける形になります。ですので、誰かがやってくれる、誰かが助けてくれると思うのではなく、自分の身は自分で守る自助が大切です」とコメント。
AEDの実演では、富士宮市消防本部中央消防署の方が、心肺蘇生の手順とAEDの使い方を丁寧に説明。観覧者は、倒れている人がいたときの「意識があるかどうかの確認」「呼吸があるかどうかの確認」「心臓マッサージの行い方」「AEDの使い方」を真剣に聞き入り、AED体験には積極的に参加してくれました。
救急車が現場に到着するまでの時間は全国平均8分30秒と言われており、蝶野さんは「声掛けが救命の第一歩。大丈夫ですか?と一声かけるのは勇気が必要で、なかなか声をかけづらい。倒れている人であればなおさらですが、心肺停止は誰にでも起こりえることです。救急車が来るまでに協力をし合うことで命が繋がります」と呼びかけました。
なお、イオンの店舗は、災害などが発生したとき、地域の皆さんのお役に立てるよう、地方自治体と協力支援を約束する防災協力協定の締結を全国で進めており、災害時の救援物資の供給、避難場所として駐車場の提供、防災訓練の共同実施など、地域の防災活動に協力をしています。今回のイベントMCは吉本興業・静岡県沼津市住みます「ぬまんづ」が務めてくれました。