(公財)日本消防協会「消防応援団」の蝶野さんが、12月1日にマルイシティ横浜において、横浜市西消防団と『消防団トークイベント』を行いました。
蝶野さんは、消防団の方々を「皆さんは、普段は仕事をしながら活動をされていて、市民ボランティアの代表のような存在。災害時は体を張って皆さんを守ってくれています」と”地域を守るヒーロー”として紹介。
横浜市西消防団は、定員230人に対し、現在は220人の団員が活動されているそうです。横浜市西区は横浜市で一番小さな区で、横浜駅周辺は商業施設やオフィスが多く住んでいる人が少ないことから、勤め先で消防団員になっている人も多いとのこと。
ステージには、イベント当日に団員になった大学生や女性消防団の方も登壇。女性団員は全体の40%を占めており、幅広い層の団員が「少しでも皆さんの役に立てれば」と定期的に訓練をされており、蝶野さんが防災における自助(自分の身は自分で守る)の大切さについて言及した際には「横浜駅は朝晩は人が多いので、何かあったときのために、どこに避難口があるか日頃から確認してもらえれば」とコメントされていました。
蝶野さんは横浜市西消防団の活動報告を聞き、次のようにコメントしました。
「救命、防災における消防団の役割はどんどん広がっています。その中で、みんなで助け合いましょうと、安心安全なまち作りに励んでおられていて、特に女性消防団員は救急救命の啓発に力を入れていると聞いています。ぜひ消防団の活動を通じて救命講習に興味を持ってもらえれば」
イベントでは、横浜市西消防団が、火災・地震災害のときに着用する、従来より軽くて動きやすくなった新型の防火衣の披露や団員募集の啓発活動なども行いました。