日本消防協会・消防応援団&日本AED財団・AED大使ならびに、いばらき大使、大洗大使を務める蝶野さんが、9月3日イーアスつくばで開催された『iias × 防災アクション』において、自衛隊茨城地方協力本部・土浦地域事務所協力のもと「蝶野正洋と学ぶ、命を守る防災テクニック」に出演しました。
イベントでは、災害時に自衛隊が実践している自分の命を守るためのテクニックを、地震編・火災編・大雨編のカテゴリーにわけてクイズ形式で7問出題。「自衛官の自宅には地震に備えて常にあるものを空にしないようにしています」「災害時は災害状況や避難場所の情報などが重要です。携帯電話のラジオアプリでラジオを聴くのがおススメですが、その際にスマホの感度を上げる方法とは」といったクイズに蝶野さんと観覧者が挑戦、自衛隊の方が解説を加えながら正解を明かしてくれました。
AEDの実演では、自衛隊の方々が、心肺蘇生の手順とAEDの使い方を丁寧に説明。観覧者は、倒れている人がいたときの「意識があるかどうかの確認」「呼吸があるかどうかの確認」「心臓マッサージの行い方」「AEDの使い方」を真剣に聞き入り、AED体験には積極的に参加してくれました。
蝶野さんはイベントにおいて、「救急救命で大切なことは声かけです。一人で対応するのは大変。応援を呼んでください。みんなで協力して助ける気持ち大切です。心肺停止の場合、初動の10分が大切。救急車の到着は全国平均8分30秒といわれていますので、敏速な救命処置が求められます」とコメント。
『iias × 防災アクション』は、防災に関する展示やワークショップの他、自衛隊車両、消防車両と一緒に記念撮影ができ、救急救命を一緒に体験できる自衛隊特別ステージ等、家族で防災を学びながら楽しく過ごせるイベントで、9月4日も開催されました。
なお、前記のクイズ2問の答えは、前者は「お風呂の水。地震発生時の断水の備えとして常にお風呂の水を溜めています。トイレや洗濯に利用できます」、後者は「スマホに有線イヤホンをつける。有線イヤホンを指すと、スマートフォン自体の感度が上がります。イヤホンがアンテナの代わりになるためです」になります。