(公財)日本消防協会「消防応援団」&(公財)日本AED財団「AED大使」の蝶野さんが、11月15日、イオン幕張店において、千葉市消防局美浜消防署協力のもと『AED体験イベント』を行いました。
蝶野さんはイベントにおいて、「救急救命で大切なことは声かけです。一人では何もできないので応援を呼んでください。心肺停止の場合、救急車が来るまでの対応が大切。救急車の到着は全国平均8分30秒といわれていますので、敏速な救命処置が求められます」とコメント。千葉は昨年の台風15号及び台風19号で大きな被害を受けたこともあり、救命に限らず防災においても、自分の身は自分で守る“自助”の大切さを訴えました。
AEDの実演では、美浜消防署の方々が、心肺蘇生の手順とAEDの使い方を丁寧に説明。観覧者は「胸骨圧迫は強く、早く、絶え間なく続けて下さい」「胸骨圧迫のテンポは1分間100~120回」「AEDの操作は音声ガイダンスに従って下さい」といった説明を真剣に聞き入り、胸骨圧迫、AEDの体験には積極的に参加してくれました。
また、美浜消防署は「千葉県は無料で相談できる救急安心電話相談#7009を設けていますので、急な病気やけがで病院に行くべきか、救急車を呼ぶかで迷った時はそちらに電話をしてみてください」と、急病や緊急性が高いけが人の早期受診につなげるための“救急車の適正利用”のお願いをされていました。
なお、イオン幕張店にはAEDが2台、専門店にも2台(計4台)設置されており、安心してお買い物ができるように、店長、警備員をはじめスタッフ全員が救命講習を受講されているとのことです。今回のイベントMCは、お笑い芸人のユリオカ超特Qさんが務めてくれました。
※イベントは新型コロナウィルス感染拡大防止対策、ソーシャルディスタンスを行って実施されました。