蝶野さんが、10月4日東京国際フォーラムで開催された『日本救急医学会総会・学術集会 市民公開講座』(主催:日本救急医学会/共催:日本AED財団)において、トークショー「みんなで救おう!AEDと心臓突然死」にゲスト出演しました。
蝶野さんは慈恵医科大学救急医学講座教授ならびに日本AED財団理事・事務局長の武田聡さんと、心臓突然死の現状、AEDの効果・重要性、AEDがより使われる社会にするためのアイディアといったテーマについて話しました。
冒頭、蝶野さんはAED救急救命の啓発活動を行うようになった経緯を説明。武田先生のAED財団としては、小学生から教育の中にAEDを取り入れていきたい旨の発言を受けて、「学校の中で困っている人がいれば、子供たちには声をかける勇気を持ってほしいですね。競争論もあるけど助け合いも教えないと。思いやりが大切」と教育の現場でAEDを学ぶことの必要性について言及しました。
会場では、AED財団が制作した、AED無関心層をメインターゲットにサスペンスストーリーを進めながらAEDの使い方などの救命方法が学べるブラウザゲーム「心止村湯けむり事件簿 | AEDサスペンスドラマゲーム」がスクリーンで流され、蝶野さんは観覧者と一緒に参加。「素晴らしい内容ですね。名作です」とその出来栄えに驚いていました。
心止村湯けむり事件簿
http://aed-project.jp/sp/suspence-drama/
さらに、日本AED財団が日本に約60万あるとされるAEDを適切に現場に届け、一つでも多くの命を救うために開発したAEDマップ「AED N@VI」を紹介。ホームページを通じて登録されたボランティア(AEDサポーター)が、周囲のAED設置情報を投稿・共有できる仕組みで、集められたAEDの設置情報はオープンデータとして公開され、誰でも使えるようになります。
ステージで自身の携帯電話を使い、写真を撮影し、投稿するまでの手順を体験した蝶野さんは「これは簡単に投稿できて便利。AEDの有効活用のために、どんどん登録してほしいですね」と呼びかけました。
「AED N@VI」
https://aed-navi.jp/