(公財)日本消防協会「消防応援団」の蝶野さんが、12月20日、中央合同庁舎講堂で開催された『令和元年度全国消防団員意見発表会』に審査員として出席しました。
同発表会は消防庁が毎年主催しており、消防団活動の一層の推進・活性化を図ることを目的に、各地域で活躍する消防団員が意見を発表。今回は11人の消防団員が登壇し、消防団活動に関する課題等について5分間の意見発表を行いました。
審査員の一人として参加した蝶野さんは、意見発表を行う消防団員の話に熱心に耳を傾けながら採点。地域防災力の向上、消防団員の確保、女性消防団員の役割等、実体験に基づく団員たちの“消防団をよりよくしたい”という熱い思いに胸を打たれた蝶野さんは、最優秀賞(高知県 高幡消防組合須崎消防団)、優秀賞(高岡市消防団、鳥取市消防団)が発表された後、審査員講評を求められると、開口一番「感動しました!全員に10点をつけたかった」とコメント。さらにこう言葉を続けました。
「皆さんの話の中で、家族の理解、仕事との両立の話がありましたが、団員の方々が多くのものを犠牲にして行っている消防活動、市民活動に感謝すると同時に、消防応援団として皆さんの町を守るという気持ち、思いやりの気持ちを広く伝えていかないといけないと改めて思いました。11人全員が本当に素晴らしい内容でした」
今回が審査員6度目となる蝶野さんは、消防応援団として今後も、「地域防災の要で、普段は仕事をしながら訓練を行い、災害時には体を張って住民を守ってくれる消防団」の応援・広報協力を惜しまない意向です。