公益財団法人 日本消防協会「消防応援団」の蝶野さんが、10月29日に千葉県消防学校で行われた『第29回全国消防操法大会』で、出場する消防団員に激励のメッセージを送りました。
全国消防操法大会は、都道府県代表の消防団の皆さんが、迅速、確実かつ安全に行動するために定められた消防用機械器具の取扱い及び操作の基本について、その技術を競う大会で、今回は新型コロナウイルス感染拡大による中止を経て、3年ぶりの開催となりました。
全国消防操法大会で競技される消防ポンプ操法は2種類あり、消防ポンプ自動車を使用した「ポンプ車操法」と、持ち運び可能な小型動力ポンプを使用した「小型ポンプ操法」があり、それぞれ半数ずつの都道府県の代表が出場(全国女性消防操法大会と交互に2年に1回開催)。今回より、過度に団員の動作をそろえるなど、実際の消火活動に役立たない技術を競っているとの批判を踏まえ、審査基準を実践的なものに見直され、各団は指揮者の号令に合わせ、長さ20m、重さ7㎏のホースを連結し、10メートル先の的に素早く放水し、的に当たるまでの時間や動作の正確性を競いました。
結果はポンプ車部門は鹿児島県の中種子町消防団が、小型ポンプ部門は福岡県の新宮町消防団が優勝を果たしました。