(公財)日本消防協会・消防応援団の蝶野さんが、10月5日、越谷市消防本部を表敬訪問しました。
この日は蝶野さんのプロレスデビュー36周年にあたり、自身のYouTube【蝶野チャンネル】でデビュー戦会場の越谷市立第1体育館を訪問。収録後、隣接する越谷市消防本部に立ち寄り、越谷市消防本部の宮消防長をはじめとする職員の方々と、越谷市消防団の活動、蝶野さんが代表を務めるNWHスポーツ救命協会の防災・救命啓発活動等について懇談させていただきました。
越谷市消防本部でお聞きした、越谷市消防団の活動を紹介させていただくと、人口34万人を超える越谷市において、地域の安全・安心を守る中核的な担い手として、火災をはじめとする災害が発生したときには、常備消防と連携し、常に第一線で活躍。現在、越谷市消防団は12分団あり、内訳は11分団は男性団員構成で、1分団は女性団員で構成する「さくら分団」となっています。ただ、団員数は定員480人に対して、現状は基本団員384名、学生機能別団員20名の計404名(令和2年10月1日現在)と人員は不足しているため、団員募集ならびに団員のすそ野を広げるための広報活動を積極的に行っているそうです。
なお、学生機能別団員とは、全国において消防団員の高齢化や担い手が不足するなか、消防庁が2005年にその対策として作った制度で、越谷市消防団は、団員の確保と大規模災害時の対応力を強化することを目的として、平成30年4月に学生機能別団員を設置。市内にある埼玉県立大学、文教大学の学生を中心に、消防団行事における活動の紹介をはじめ、埼玉県や2大学と連携・協力し、避難所等における運営の補助活動を行っているとのことです。