日本消防協会「消防応援団」ならびに日本AED財団「AED大使」の蝶野さんが、11月23日、イオンモール福津1F ノースコートで、福津消防署協力のもと開催された『蝶野正洋・防災救命119オープンキャンパス』に出演しました。
イベントでは、さまざまな災害から身を守るための行動を学ぶために、公助が来るまでの「自助」「共助」の大切さを説明。地震発生前の取り組みといざ地震が来たらどうすべきか、地震の際に火事が起きる原因と事前にできること、大雨の際の備えと土砂災害の対策などを福津消防署の方が、事例を交えながら語ってくれました。
蝶野さんは「行政は市民のために一生懸命にやってくれていますが、大きな災害のときは最小限で回しているためすべてをカバーするのは無理なので、病気の人、高齢者、障がい者、子供といった本当に困っている人を助ける形になります。誰かが助けてくれると思うのではなく、自分の身は自分で守る自助が大切です」とコメント。
他人の命を守るための『共助』を学ぶAEDの実演では、福津消防署の方が、心肺蘇生の手順とAEDの使い方を丁寧に説明。観覧者は「胸骨圧迫は強く、早く、絶え間なく続けて下さい」「胸骨圧迫の深さは5センチくらいで、テンポは1分間100~120回」といった説明に真剣に聞き入り、その後に行われた胸骨圧迫、AED体験に積極的に参加してくれました。
イオンの店舗は、災害などが発生したとき、地域の皆さんのお役に立てるよう、地方自治体と協力支援を約束する防災協力協定の締結を全国で進めており、災害時の救援物資の供給、避難場所として駐車場の提供、防災訓練の共同実施など、地域の防災活動に協力をしています。なお、今回のイベントMCは松竹芸能所属の芸人の森田GMさんが務め、イベントを盛り上げてくれました。