いばらき大使・大洗大使を務める蝶野さんが、7月6日、大洗港第四埠頭で開催された『大洗 海の月間』において、「地域防災サミットin茨城」を行いました。
蝶野さんは同協会を2014年に立ち上げて地域防災・AED救急救命の啓発活動を行っており、『大洗 海の月間』での地域防災サミットは本人の呼びかけで2106年よりスタート。4度目の開催となる今回は、大洗町消防本部、大洗町消防団、自衛隊茨城地方協力本部、茨城県水戸警察署大洗交番、茨城海上保安部の方々がパネラーとして参加してくれました。
蝶野さんはこの日、護衛艦「ゆうぎり」の一日艦長を務めており、海上自衛隊の制服姿で登場。『大洗 海の月間』で一日艦長を務めるのも今回で4回目。防災をテーマに、消防、警察、自衛隊、海上保安部が一堂に会するイベントは全国的に見ても新しい試みとなりました。
今回の地域防災サミットでは、地震・台風・豪雨の際に、国や自治体が設ける『防災マニュアル』が、「まだ広く知られていないのでは?」という蝶野さんの思いのもと、公助として各機関が地域のために行っている防災・減災の取り組みを発表。さらに、災害時におけるそれぞれの役割につても語ってもらいました。
それらの発表を踏まえた上で、蝶野さんは来場者に、災害時に住民に求められるのは『自助』の意識を高めることして、こうコメントしました。
「大規模災害のとき、みんなが一斉に助けてくれと言っても、救助は災害弱者と言われる自力で避難するのが困難な高齢者や障害者ら要援護者が優先されるでしょうから、自助が大切です。自分が助からないと人も助けられません。自分の身は自分で守りましょう」
「災害は人ごとと思わない。自分にふりかかるもの。自分の身を守るには家具の転倒防止や非常食や防災グッズの用意など、身近なところから防災について取り組んでみてください」