日本消防協会「消防応援団」&日本AED財団「AED大使」を務める蝶野さんが7/13横浜公園で開催された、自分たちの住み暮らす街の未来を考えるイベント『SDGs PARK IN YOKOHAMA 2019』(主催・横浜青年会議所/共催・横浜市)において、『地域防災・救命トークショー』を行いました。
今回の『SDGs PARK IN YOKOHAMA 2019』は、横浜市民の皆様にSDGsという持続可能な開発のための17のグローバル目標と、169のターゲットといった達成基準からなる国連の開発目標への理解を深めてもらうことを目的に開催されました。
横浜市は今後迎える人口減少社会や災害への対応強化などに向けて「つながり」をキーワードに、政府から選定された「SDGs未来都市」としての取り組みを進めており、今回はSDGsカテゴリー11の「住み続けられる街づくり」をテーマに、蝶野さんと横浜青年会議所副理事が防災・救命について話をしました。
青年会議所は全国694の支部とイージスネットワークを張っており、大規模災害時には、避難場所に物質の供給を行うシステムを組んでいるとのこと。ただ、送る食べ物が同じだと次第に好まれなくなるのでは、との不安を口にされると、蝶野さは東日本大震災後、現地を訪れる中で、
「阪神淡路大震災を経験した方は1カ月、2カ月と時間が経つにつれ必要な物は変わってくると。食べ物も同じ物語続くとありがたくても気持ちが萎えかねない。それを踏まえ阪神淡路大震災体験者は様々なサポートをされていたそうです。被災者目線の対応が大切」 とコメント。また、
「消防団だけでなく、企業の自衛消防隊、青年会議所といった地域を守る組織はしっかりしているし、国や自治体も対策・対応を踏まえたガイドラインを作っている。ただ、自分は大丈夫と楽観視せず、一人一人がもしものときを想定して情報収集をしておかないと、災害後の減災につながらない」とも発言されていました。
また、ステージでのトークショー後、蝶野さんは横浜市環境創造局ブースの水素で走る燃料電池自動車の展示スペースに足を運び、水素ステーション、燃料電池自動車の必要性について耳を傾けていました。