日本消防協会「消防応援団」ならびに日本AED財団「AED大使」の蝶野さんが、7月2日にアクロスモール春日1F憩いの広場において、春日・大野城・那珂川消防組合消防本部協力のもと開催された『AED体験イベント』に出演しました。
イベントはまず蝶野さんのトークが行われ、プロレスの試合で何度なく訪れている福岡での思い出話や、大晦日に放送されていた『ガキ使 笑ってはいけないSP』での収録裏話のことや、防災・救命の啓発活動を始めるに至った経緯などについて語りました。
その後、春日・大野城・那珂川消防組合消防本部の方々が登壇されて、心肺蘇生の手順とAEDの使い方を丁寧に説明。観覧者は「胸骨圧迫は強く、早く、絶え間なく続けて下さい」「胸骨圧迫の深さは5センチくらいで、テンポは1分間100~120回」といった説明に真剣に聞き入り、その後に行われた胸骨圧迫、AED体験に積極的に参加してくれました。
蝶野さんは「倒れている人がいたら、一声かけるのは勇気がいると思います。何とかしてあげたくても時間がないからかまってあげられない人もいると思います。ただ、救急車到着の全国平均は平均8分半なので、10分くらい自分の時間を手助けにあててもらえれば。困った人やケガをした人がいれば、思いやりの気持ちを持って接してあげてください」とコメント。
春日・大野城・那珂川の3市では救急車の年間11,000回出動しており、消防の方々からは救急車の適正利用のお願いと、突然心臓が止まって亡くなる人は誰にも起きうることから「大切な人を守るために救命講習を受けてみてください」というお知らせがありました。今回のイベントには、春日・大野城・那珂川消防組合発足50周年を記念して誕生したマスコットキャラクター『KON助』も協力してくれました。
また、アクロスモール春日からは、来館者の安心・安全のため、地域の皆さんのお役に立てるよう、館内に設置されている2台のAEDの設置場所の案内がありました。