公益財団法人 日本消防協会「消防応援団」&一般財団法人 日本AED財団「AED大使」の蝶野さんが、4月27日、イオンタウン千種店において、千種消防署・千石消防団協力のもと『蝶野正洋と一緒にAEDをもっと知ろう』を行いました。MCは芸人のオレンジが務めてくれました。
蝶野さんははじめに救命処置の必要性について言及しました。
「救急車の到着は全国平均で8分30秒という話です。倒れている人がいれば119に連絡、そして救急車が到着するまでに容態が急変するかもしれないので、すぐにAEDを用意しましょう。AEDを用意することで助かる命があります」
「救命の基本は声がけです。ただ、声がけは勇気がいりますし怖いと感じるかもしれません。人助けは1人ではできません。困っている人がいれば応援を呼んで、みんなで助け合いましょう」
そして蝶野さんは、AEDの実演を行うためにステージに上がってくれた千石消防団の方々を、普段本業の仕事を持ちながら地域を守るためにさまざま活動を行っている「地域のヒーロー」として紹介。また、地域防災のあり方は都市部、沿岸部、山間部等各地で違っており、蝶野さんは「災害時の避難誘導は地元に精通されている消防団の方が行ってくれるので、何かあれば消防団の指示に従って下さい」「たいせつなことは自助です。自分の身は自分で守りましょう。自分が助からなければ人は助けられません」ともコメント。
AEDの実演コーナーでは、千石消防団の方々が心肺蘇生の手順とAEDの使い方を説明。観覧者は「胸骨圧迫は強く、早く、絶え間なく」「テンポは1分間100~120回」「AEDの操作は音声ガイダンスに従えばいいので難しくはありません」「胸骨圧迫は救急隊が到着するまで続けて下さい」といった説明に聞き入っていました。その後、観覧者にステージに上がってもらいAEDの使い方を体験してもらいました。