蝶野さんが10月16日ライフパーク倉敷で開催された、倉敷市男女共同参画課主催『くらしきハーモニーフェスタ2022』において、“多様性の理解促進・人権の尊重”というテーマのもと、講演「命をつなぐ 思いやりのこころ~蝶野流アンコンシャス・バイアス解消」を行いました。
性別にかかわりなく、誰もがそれぞれの個性と能力を発揮できる男女共同参画社会の実現を目指す上で、「偏見」「思い込み」をなくすためにはどうしたらいいのか?
蝶野さんは今回のイベントで、そうしたことを考えるきっかけになればと「プロレスのリングには日本人だけでなくアメリカ、メキシコの選手も上がっていて、試合でナショナリズムをあおることはあっても、そこに差別や偏見はなかった。大切なのは競技者として相手をリスペクトする思い」とコメント。
また、蝶野さんは日本ではまだ国際結婚に対する偏見が少なからずあることや、海外武者修行時代に受けた街での人種差別などの経験を踏まえて「相手の立場に立って考える、思いやりが大切」と語りました。
話が家庭における家事・育児の分担のことに及ぶと、蝶野さんは「妻のストレスを軽減させることが家庭円満の秘訣」と明かし、キーワードは“助け合い”としました。