蝶野さんが6月5日(日)プラム・カルコア大宰府で開催された、公益財団法人日本青年会議所 九州地区 福岡ブロック協議会主催『第50回福岡ブロック大会つくし大会』において、「防災フォーラム・蝶野正洋のガッデム、生き残り塾!」にパネリストとして出演しました。
防災フォーラムには、行政機関と協働して地域住民主体の防災・減災活動を実施している一般社団法人 九州防災パートナーズ代表理事の藤澤健児さんもパネリストとして参加。いま知っておきたい防災に必要な基本、対策方法などを学ぶディスカッションを行いました。
防災フォーラムでは、『自助』『共助』『公助』のそれぞれの説明を行う中で、自分の身は自分で守る「自助」の重要性をクローズアップ。蝶野さんは「大きな災害のときは消防、警察、自衛隊などの対応は限られてきます。最小限で回しているので、すべてをカバーするのは無理ですから、本当に困っている人を助ける形になります。ですので、誰かがやってくれる、誰かが助けてくれると思うのではなく、自分の身は自分で守る自助が大切です。自分が助かれば困っている人を助ける共助に協力もできます」とコメント。
フォーラムでは、2016年の熊本地震では亡くなった方の8割が災害関連死していることから、藤澤さんは「車中泊避難所の可能性」について言及され、また福岡県は大雨特別計画警報が5年連続で発令されており、いまからできる防災対策として「マイタイムライン(防災行動計画)」を意識づけることの提案なども行われました。
マイタイムラインは、台風、水害被害がくる可能性がある場合、どう避難すればいいか、何が必要かなど時系列的に計画を立てるもので、来場者にはスクリーンに映るQRコードを読み込んでもらい、携帯電話から「これまで取り組んだことのある防災対策」「マイタイムライン(防災行動計画)について」といった質問に答えもらうと、その場ですぐにデータ化。参加者に統計を見ながら防災について考えてもらう、きっかけ作りの場を提供しました。