公益財団法人 日本消防協会「消防応援団」&一般財団法人 日本AED財団「AED大使」の蝶野さんが、12月8日『ドイツクリスマスマーケット in 都筑 2018』において、都筑消防団、都筑消防署協力のもと「蝶野正洋のAED体験講習」を行いました。
AED救急救命の啓発活動を行っている蝶野さんは、まずはじめに救命処置の必要性について話しました。
「救急車の到着は全国平均で8分30秒という話です。倒れている人がいれば119に連絡、そして救急車が到着するまでに容態が急変するかもしれないので、すぐにAEDを用意しましょう。AEDを用意することで助かる命があります」
今回イベントに出演してくれた都筑消防団は、普段は火災、災害に備えた訓練・講習を行っており、団員全員が上級救命講習受講し、学校や企業等で定期的にAED講習を実施されているそうです。
特に女性団員は、広報や救急救命講習を積極的に行われており、今回のAED実演では女性団員の方々が中心となって、心肺蘇生の手順とAEDの使い方の説明。観覧者は「胸骨圧迫は強く、早く、絶え間なく」「テンポは1分間100~120回」「AEDの操作は音声ガイダンスに従えばいいので難しくはありません」「一人では救命はできません。命のリレーを行う仲間を募って下さい」といった説明に聞き入っていました。
そしてその後、ちびっ子たちにステージに上がってもらい、人形を使って胸骨圧迫を体験してもらいました。
蝶野さんは最後に「今回のイベントでAEDの使い方や人助けについて、少しでも感心を持ってもらえたら嬉しいですね。また、消防団員が地域を守るために、さまざまな市民活動をしていることを知って欲しいですし、感謝の気持ちも持ってもらえたらうれです」とコメントしました。