日本消防協会「消防応援団」&日本AED財団「AED大使」を務める蝶野さんが、11月23日に岡山国際交流センターで開催された、岡山市主催「第2次岡山市協働推進計画・令和3年度市民協働フォーラム~多世代でつくる持続可能な岡山市~」に特別ゲストとして参加しました。
地域防災・AED救急救命の啓発活動に取り組む蝶野さんは、対談『ボランティア活動で感じた地元(地域)の大切さ』、トークセッション『多世代でつくる岡山市』に出演。防災時・避難時には「自分に身は自分で守る」自助の大切さ、救急救命に際しては「いまは119番とAEDはセットと言われています。救急車の到着は全国平均で8分30秒で、その間に民間でできる救命処置としてAEDを使うときがあります。ただ、一人では何もできないので応援を呼んでください」と助け合い・思いやりの気持ちが大切と語りました。
また、ともに助け合う“協働”においては、蝶野さんは地域コミュニティが重要な役割を担うと捉えており、若い人がボランティア活動に参加することの意義については「ボランティア活動を行うと、たくさんの人が関わっていると知ることができます。またボランティアとして地域コミュニティ参加すればこれまで接点のない人、接点のなかった世代と交わるので勉強になります」と、そうしたことが多世代でつくる持続可能なまちづくりにつながっていくはずとの見解を示しました。
<第2次岡山市協働推進計画>
第2次岡山市協働推進計画とは、多様な主体との協働によって、地域での社会課題解決に向けた取り組みを推進させるもので、若者の地域活動への参加を促進し、協働の主体となる新たな担い手を育てるとともに、その活動を支援することを基本方針の1つとしています。