(公財)日本消防協会「消防応援団」&(一財)日本AED財団「AED大使」の蝶野さんが、9月16日、戸塚モディにおいて、戸塚消防団・戸塚消防署協力のもと『AED体験イベント』を行いました。
AED救急救命の啓発活動に取り組んでいる蝶野さんは、来場者にまず最初に知ってほしいこととして「救急救命で大切なことは声かけです。一人では何もできないので応援を呼んでください。心肺停止の場合、初動の10分が大切。救急車の到着は全国平均8分30秒といわれていますので、敏速な救命処置が求められます」とコメント。
AEDの実演では、戸塚消防団の女性団員の方々が、心肺蘇生の手順とAEDの使い方を丁寧に説明。来場者は「胸骨圧迫は強く、早く、絶え間く続けて下さい。深さは5センチくらいでないと心臓に達しません」「胸骨圧迫のテンポは1分間100~120回」「AEDの操作は音声ガイダンスに従って下さい」「胸骨圧迫は救急隊が到着するまで続けて下さい」といった具体的な内容を真剣に聞き入り、胸骨圧迫、AEDの体験には積極的に参加してくれました。
蝶野さんは、体験コーナー参加者に「救急車がくるまでの8分30秒の間、1分間100~120回の胸骨圧迫を1人で続けるのは大変です。協力者と交代しながら続けて下さい」「AEDはスーパーコンピューターです。パットをつければ心臓の動きを自動解析し、電気ショックが必要な人にのみ電気ショックを流す仕組みになっています」と声をかけながら、戸塚消防団の皆さんと一緒にAED救急救命の啓発を行いました。
そして、イベントの最後に蝶野さんは次のようにコメントしました。
「女性に対してAEDを使用する場合は、人で壁をつくって周囲の目をさえぎるなどの配慮も必要です。人助けは思いやりの心が大切です」
なお、嬉しいサプライズとして、イベント終了後、明日が誕生日の蝶野さんのためにと、戸塚消防団&戸塚消防署の方々がステージで、バースデーソング「Happy birthday to you」を唄ってくれました。