日本消防協会「消防応援団」ならびに日本AED財団「AED大使」の蝶野さんが、3月18日、福岡・木の葉モール橋本 1Fガーデンコートで、福岡市消防局 西消防署協力のもと開催された『蝶野正洋のAED体験イベント』に出演しました。
イベントはまず蝶野さんのトークが行われ、2・21東京ドームでの武藤敬司引退試合で実現した武藤さんとサプライズマッチのことや、防災・救命の啓発活動を始めるに至った経緯などについて語りました。
その後、福岡市消防局 西消防署の方々が登壇されて、心肺蘇生の手順とAEDの使い方を丁寧に説明。観覧者は「胸骨圧迫は強く、早く、絶え間なく続けて下さい」「胸骨圧迫の深さは5センチくらいで、テンポは1分間100~120回」といった説明に真剣に聞き入り、その後に行われた胸骨圧迫、AED体験に積極的に参加してくれました。
蝶野さんは「倒れている人がいたら、一声かけるのは勇気がいると思います。何とかしてあげたくても時間がないからかまってあげられない人もいると思います。ただ、救急車到着の全国平均は平均8分半なので、10分くらい自分の時間を手助けにあててもらえれば。困った人やケガをした人がいれば、思いやりの気持ちを持って接してあげてください」とコメント。
福岡市消防局からは、「急な病気やけがで病院に行くべきか、救急車を呼ぶかで迷った時は#7119に電話をしてみてください。専門スタッフが相談に乗ってくれます」と急病や緊急性が高いけが人の早期受診につなげるための救急車の適正利用のお願いと、突然心臓が止まって亡くなる人は誰にも起きうることから「大切な人を守るために救命講習を受けてみてください」というお知らせがありました。
また、安全安心のまちづくりを目指す福岡市消防局は、小・中学校の教職員に対して指導者資格を取得できる救命講習を実施し、資格を有する教職員による小・中学生への救命講習を推進しています。
なお、木の葉モール橋本にはセンターコート1F、インフォメーション横にAEDは設置されています。