(公財)日本消防協会「消防応援団」の蝶野さんが10月6日、軽井沢町中央公民館で開催された『軽井沢町消防団ふれあいフェスティバル』(主催:軽井沢町消防団・佐久広域連合、軽井沢消防署)において、スペシャルゲストとしてトークショーを行いました。
トークショーには軽井沢町長の藤巻さん、軽井沢消防団長の佐藤さん、軽井沢消防署長の佐藤さんらが出席。「地域防災」「浅間山」「消防団」「消防士」「AED」をキーワードにトークを行いました。
今回のイベントは、地域住民を対象とした火災予防(救急法)のPRと消防団員の加入促進を目的としたもので、多くの家族連れでにぎわう中、消防団長は「団員は少ないときは310人で、大きな災害のときは人数が必要。小さいこどもが大きくなったら消防団に入ると思ってもらいたい」とコメント。
町長は軽井沢には年間800万人以上の観光客が訪れ、浅間山が観光スポットになっているものの「浅間山からいろんな恩恵を受けていますが、爆破すると被害を受けてしまいます。一皮剥けば怖いと思って防災の訓練をしないと」と防災の必要性について語られていました。
また、軽井沢消防署はAED講習の受講を推進しており、「AEDがどこにあり、誰でも使えるということを講習をして知ってほしいですね。誰かが倒れているとき使う勇気を持ってほしいです」と呼びかけていました。
蝶野さんは「救急救命は初動の10分が大切。病院に運ぶまでの間に自分たちが出来ることを知ってほしい。自治体は防災マップなど公助は素晴らしいシステムができています。今回のイベントでそれを知るきっかけになってくれればと思いまし、自分たちから情報を取りに行ってもらえれば。大災害のときは消防・警察などができるのは最低限のケアになると思います。自分の身は自分で守る。皆さんにはぜひ自助の大切さを知ってもらえれば」と救命・防災の啓発を行いました。
また、トークショー後には、防災クイズを実施。蝶野さんが企画・発案した書籍『防災・減災119』等から出題を行い、優勝者には軽井沢消防署から防災グッズがプレゼントされました。